これからのデジタルマーケティングには欠かせないものとなってきた『動画』。
オンラインでのコミュニケーションも増えてきている昨今、動画を使いこなせることがマーケティング業界を勝ち抜くポイントと言われるほど注目されています。
今回は、動画広告をはじめるマーケターの皆様へ、動画広告の種類についてご紹介していきたいと思います!
目次
・インストリーム広告
・インバナー広告
・インリード広告
・オーバーレイ広告
■動画広告の種類
・インストリーム広告
インストリーム広告とは観ようとしている動画を観る前や後に流れてくる動画広告のことを言います。
この広告のメリットは、再生時間が長いため複雑なメッセージでも伝えやすかったり、視聴完了率がとても高いことです。広告を見終えないと動画コンテンツを観ることができないため最後まで観てもらえることが非常に多くなっています。
一方で、尺が長いと『スキップ』ボタンが出てきた場合はスキップされてしまう確率が高くなるため、スキップボタンが出てきても最後まで見ていただける、1つのコンテンツとして楽しんでもらえるような動画にするため、クオリティを突き詰めていくことが大切な動画広告になります。
・インバナー広告
各プラットフォームのバナー広告枠に配信される広告のことを言います。
通常、静止画のバナーが表示されている広告枠に、動画広告を流すという広告メニューです。
インバナー広告のメリットは、ウェブサイトの形式・形態に縛られずに多くのユーザーにリーチすることができたり、従来のディスプレイ広告(ウェブサイトの広告枠)と同様にターゲティングすることが可能です。
一方で、従来の静止画配信よりもCPM(インプレッション単価)が高価になりやすいというデメリットもあるため注意が必要です。
・インリード広告
インリード広告は、SNSなどのタイムラインをスクロールしていき、画面に表示された時に動画が再生される広告メニューです。
SNSの投稿の間に広告が差し込まれるため、ユーザーの視界に入りやすく動画を閲覧するハードルが低いことや、投稿に紛れて表示されることで興味を惹きやすく、CVのためのページリンクなどに誘導しやすいことがメリットとなります。
ただし、検索連動型ではなくセグメント条件の指定が必要となり、条件に合った人への配信となるためアプローチの工夫が必要となります。
また、幅広いユーザーに認知してもらえる反面、本来のターゲットではない人の反応も増える可能性があるため、ターゲット以外の反応も見たいという時に最適な広告と言えると思います。
・オーバーレイ広告
サービスサイトなどで『次のページ』などのボタンをクリックした時に、画面が覆われるように広告が表示されたことはないでしょうか?その広告がオーバーレイ広告です。
画面を覆うという特徴から、しっかりとコンテンツを絞り込んで表示をすることで、お客様に情報を届けることができることや、費用対効果が高いことなどのメリットがある一方、
画面全体を覆うことは、見たいコンテンツを見る前に広告によって邪魔をされたという印象を与えてしまうため、広告の内容によってはユーザービリティの低下が考えられることや広告ブロック機能を使用される可能性があったり、広告枠の数もほかの広告に比べて少なくなっています。
上記でもお伝えしている通り、オーバーレイ広告に使用する広告の内容はしっかりと精査していないとクライアントやブランドの価値毀損に繋がり兼ねないため、繰り返し使う場合はその頻度などに注意が必要となりそうです。
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